RIP アントン イェルチェン
事故死によりこれが彼の遺作になってしまったということを踏まえてみるとチェコフがスクリーン上でちょこまかする度に涙腺が緩みました。リブートシリーズでは今作一番見せ場があった気がします。27歳、俳優業、将来前途洋々であったろうアントンに敬意とご冥福をお祈りして。
作風としてはJJを踏襲するスタイル。ワイスピのジャスティンリンがメガホンをとり、JJは脚本へ。またSFオタクのサイモンペッグが脚本に加わり、所々わかってるなぁ!とう言わせんばかりにSFアゲしてきてくれます。ジャスティンの撮り方がぐるぐるして少し酔いました。笑 やはりJJのリブート前二作に比べると少し見劣りするのは確か。見どころはより風格が出てきたカーク船長の背中。もはや哀愁すら感じる。バイクシーンはかっこよかった。悪役は意外なところから。船長として葛藤するカークもこの悪役と対峙することで答えを見つけ出したのではないでしょうか。四作目もあるみたいなので楽しみ!Let's make some noise!