オタクが作ったオタクのためのオタクが喜ぶ映画。
オタクの私は大いに喜んだ。
エンタープライズ号やフランクリン号、ヨークタウンのシーンは全てが美しく、何回でも観たくなる。
艦と仲間の絆と多様性と理想の追求、そして何よりも冒険。スター・トレック シリーズにおいて最も大切にされるべきものが、今作ではしっかり描かれていた。
特殊メイクも素晴らしい。
個人的に、前2作はもとても面白い映画だったが「スター・トレック」じゃなかった。今作でようやく「スター・トレック」になったと感じた。
ENTはシリーズ自体は失敗だったけど、そこからの流れをなかったことにせず、ちゃんと踏襲した上でケルヴィン号とも紐付けしていたのも良かった。
