ゆきこ

バケモノの子のゆきこのレビュー・感想・評価

バケモノの子(2015年製作の映画)
3.8
選挙特番しかない昨夜、家族で見ました。

ニンゲンは弱いから心に闇を抱える。闇にのまれると、ニンゲンはバケモノを超えるバケモノになる。

好きだったところ
バケモノの世界の建物やインテリアの形も色もすごく好き。
楓に名前を聞かれて、蓮と答えるところが熊徹の気持ちでせつなかった(そこは九太じゃないんかい!って子供たちもつっこんでた)。
闇をふさげるのは、これまで出会った育ててくれたみんなだというところ。


マイナス要素
俳優さんが声優するの基本的になんにも思わないことが多いんだけど、これは声に違和感(というか、役者さんが立ちすぎてて聞いてて浮かんできてしまう感じかな)なとこ。
クジラの意味がわからなかったとこ。
一郎彦の闇をもっとわかりたかったこと。
祖父母が悪者なとこ(なんで祖父母のもとに行きたくなかったのか描いてほしかった。離婚原因は実父にもあったでしょうに、悪くない風なところも)。
ゆきこ

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