えみちゃん

バケモノの子のえみちゃんのレビュー・感想・評価

バケモノの子(2015年製作の映画)
4.0
すごくワクワクした、楽しかった、感動した。

「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」等の作品を生み出した細田守監督による長編アニメ

バケモノたちの世界にある都市・渋天街を舞台に親子の絆、人という生き物を描いたアニメ

序盤、主人公の蓮(九太)が渋谷で歩き回るその渋谷がリアルすぎて!!
わたし学生の頃アルバイトしてたなぁって懐かしくて!
人混みの中渋谷の細い路地にバケモノが入っていくのに着いていくとそこはバケモノの国でした。
って千と千尋みたいやないの…とか思ったのは置いておく、ミスター駿の偉大さを感じた

でね、渋谷で出会う謎の生き物「チコ」がかわいんだ!!!あれはなんだろう…かわいいの!

九太はバケモノに育てられるわけ、生意気な小僧がクマテツって強くて傲慢で自由なバケモノに弟子入りして一緒に成長していく!

九太とクマテツの関係も親子と親友の間のようでそこも面白いし、ジブリ以来?ってくらいファンタジーのレベルは高い。
絵の迫力も十分。
話の展開としても分かりやすく子供には難しいかも?だけど。
周りを支えるバケモノも最高です!
特にリリーフランキーが声をやったやつが好き!

わたしが4.0にした理由
ラストこれじゃなきゃ3.8だった(ネタバレかも)





単純に天国に逝った愛犬チェロにかぶった。
ラスト、クマテツは瀕死の状態でも事情があって人間の世界で戦ってる九太が心配で、神になるんだけど、九太の心の中にシュルルルルーって入っていって心の中で生きるんだよ。
助けてくれるの。
それ見て、あ、チェロもあの日えみの心の中にシュルルルルーって入ってくれたのかな?って。
そうあって欲しい。

そう思ったら涙がでた。
温かい気持ちになれたので。4.0
えみちゃん

えみちゃん