最初見始めて「これは…」と冷や冷やしたり、見終わって「あれあれは…だったんだね…」と分かりづらかった内容場面で盛り上がってしまったりしたものの、立体感と躍動感と現実への忠実さ凄かった。細田監督は動物界や自然界、神の世界の存在を前提として人間の世界を多角的に見ることが好きなのかな。と改めて思った。やはり人と人との関係を間接的に描くのがうまい！師弟関係、親子関係、男女関係、、妙にリアルでグッときちゃう。
結末はやっぱりずるい！持ってく〜！と思ったりしたものの、結論は「くまきちと結婚したい」この一言に尽きます。
映画を観た後の感想が大体「結婚したい」になってしまうのは、しょうもない話のようで必然的だと思う。映画の中の登場人物は、観る側にとって現実でありながら理想であるからね。私も愛らしく憎たらしく不恰好に輝きたいなあ。真面目に書いてみました。
