マツケン

怒りのマツケンのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
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骨太な作品。
愛する相手を信じきれなかった自分に怒りを覚える人、信じるがゆえ裏切られ相手に怒りがこみ上げる人。怒る理由は人それぞれでした。
ただ、その怒りという感情を境遇ゆえ押さえ込むほかない人や、そのままぶつけても意味をなさない人、怒りに忠実に向き合い過ぎる人がいたりと、どの登場人物も、怒りという感情と上手に付き合えていない部分は共通していて、どの人もそれでも生きていこうとする姿に深く感動しました。
役者さんの演技も素晴らしかったです。特に宮崎あおいさんの演技は鳥肌物でした!!
坂本龍一さんの劇中歌もいい!
沖縄の海のシーンがめちゃくちゃきれい!!
ただ米兵さんの扱いが多少偏見混じってませんか??って思っちゃいました。
物語上しょうがないかもですけど、、
あとタイトル最後に出すパターンのやつかよって思いました笑
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