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怒りのrerereのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
4.4
綾野剛と妻夫木聡のラヴシーンがあるということで下心のみで観に行きました
タイトルの怒りは相手を信じられなかった、誤った相手を信じてしまった自分への怒りじゃんね
いずみちゃんの事が好きだった男の子は彼女を救えなかった贖罪を背負って自分を責め続けて生きていくんだろうな 力を持たない若い彼にはどうすることもできなかったし今更どうにもできないし気持ちをぶつける先が無い 信じてた人にも裏切られ殺人という罪も重なり彼の今後を考えるとキツい

綾野剛と妻夫木サイドは純愛色が強くて途中から直人が少女にしか見えなくなって頭がおかしくなった
結末切な過ぎるだろ泣 喧嘩の発端となったカフェで楽しそうに知らない女と話している直人を偶然目撃した優馬の問い詰めになにも話そうとしなかった直人が実は身体が弱くて一緒に育った施設で兄妹のように接してきた女の子と未だに会っていたこと、その子に嬉しそうに話してたのはぜんぶ優馬とのことだったこと、あの電話は直人の死亡を知らせる電話だったかもしれなかったこと。全てを聞いてカフェから出た優馬の感情が溢れる瞬間オタク爆泣
「一緒は無理でも隣のお墓ならいいよね」って世界で一番美しい日本語じゃんしぬマジで
二人が出逢えた奇跡に乾杯…
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