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怒りのUKのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
4.6
信じる。
信じていた。
信じていたけど出来なかった。
信じていたけど裏切られた。
信じるなよ。

信じることって簡単なようで、すごく難しい。

愛する人こそ1番に信用したいし、されたいし、愛していても些細なことで、不安になって疑ったり。愛する人ほど近くにいる人ほど信じることって確信的なものがないと難しい。

愛まではいかない身近な人だと信じることは出来る気がする。人って共感や同情すると理解者だと思ってしまうのではないだろうか?

殺人犯はそうではなく。共感も同情もむしろ怒りに変わっていった。馬鹿にされてるとかそういう想いなのかな?
ここはあまり分からないのだけれど。

でも、泉の怒りと種類は違うけれど何だか似ているような気がする。この痛みが、苦しみが、悲しみが、怒りが分からないくせに同情するなって感じが。


いろんな怒りが集まってるけれど、全部自分の弱さが引き出したもので。強くないと信じきることはできない。

一番引きずるのは、愛した人を信じれなかったことだな〜って感じた。

凄い良かったです!俳優陣も!
熱が入って長々書いてしまった。
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