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肉体の門のSTKNのネタバレレビュー・内容・結末

肉体の門(1988年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

”シャブがきれたんだ、打ってこようと思うんだ おめえさんもやるかい?”彫留  ”マブシャブか?” 青木

幼少の頃、◯◯洋画劇場(何曜日か忘れた)でTV放送する際に流れていたTVCMがテーブルの上での根津仁八と西川峰子の激しい濡れ場シーンだった。子供ながらに家族でテレビ観てる最中これが流れたら気まずいで!と思ったのをはっきり覚えている。
と同時になんとしても本編を観たいとも思っていたが当時我が家のテレビは居間にしかなく家族の目を盗んで本編を鑑賞というのはかなり難しいミッションだった。結果、敗戦を喫する。
時は経ち、大人になってからいつでも観れたんだけど、なんとなく先延ばし先延ばしでamazonビデオで発見→鑑賞。

時代設定が戦後の作品はだいぶ好きです。生きる活力というか生命力が画面から溢れる作品が好きなのかなと。こちらの肉体の門も申し分なくよかったです。
登場人物全員の生き様カッコ良し。不発弾がぶら下がってる廃墟ビルで生活する娼婦グループっていう設定もカッコいい。
セリフもいちいちカッコいいし、かたせ梨乃の脱ぎっぷりもかっこいい。仲間の通り名がかっこいい。
”きすぐれ(泥酔、酒飲みの意)のミッチ”だとか兄貴をボルネオ島で亡くしてるから”ボルネオマヤ”だとか。
とにかく色々と◎
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