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ビッチのdaiyuukiのネタバレレビュー・内容・結末

ビッチ(2013年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

主演・椿鬼奴 x 新人女性監督・祖父江里奈という2人の女性が、世界に向けて放つドキュメンタリー作品。現代ニッポンの女性像・"性"を改めて問いただす、超問題作!主演に芸人・椿鬼奴を迎え、彼女がインタビュアーとなり、現代女性たちの抱える悩み、赤裸々な性の実態をレポートし、これまでテレビや舞台で見せたことのない新しい一面を見せている。
本編に登場する女性たちは、全員がリアルな現代女性。そしてそれぞれが自身の体験、性に対するリアルな思いを語る。
これまで誰も踏み入れなかった領域へと挑戦する、女性による、女性のためのドキュメンタリー作品。
本作の監督を務めるのは、自身もまた、性に対する疑問、悩みを抱え、自身を「ビッチ」と称す、女性監督・祖父江里奈。脚本は女性の"性"についてのオピニオンリーダーでもあり多くの作品を著している才人、湯山玲子と、 TX「極嬢ヂカラ」の構成を務めた北原ゆき。監督デビュー作にして、日本映画界に衝撃を与えるドキュメンタリー作品を手がける。 
女性が自分の性欲についてソーシャルメディアや著作で語り始めたり、女性用のマッサージやレンタル彼氏を利用する女性が増えたり、女性が求めるサービスや何にくるのかが多様化している。
自分が何が気持ち良いのか知り語ることは、恥ずかしいことではない。
そのことは伝わってきたので、男女問わず必見のドキュメンタリー映画だと思う。
もう少しサービスを利用する女性の本音などに、もうちょっと踏み込んで欲しかったなとは、思った。
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