資本主義を嫌う父親によって"普通"の生活とはかなり切り離された生活をする家族の物語。家族、愛、常識について改めて考えさせられるような作品だった。
身近には感じないが、このような生活をしている人がいるのも事実。扱ってるテーマが難しくて、この作品を通して新たな価値観を感じられた。自分の価値観を子供に押し付けるのは良くないし、その生き方を強制させるのはどうなのかなとも思う。共感できるところや感情移入できる場面がほとんどなく、第三者としてこんな世界もあるんだと遠くから見ているような感覚だった。自然も美しく、とても新鮮な映画だった。家族愛を感じられ、とても良かった。
