Shino

はじまりへの旅のShinoのレビュー・感想・評価

はじまりへの旅(2016年製作の映画)
4.6
「人民に力を」「権力にノーを」

人里離れた山奥に父親+子ども6人だけで暮らす家族。学校で教育を受けていないが、父親の独自の教育により超絶優秀な子どもたち。身体的にも知能的にも卓越している。常に実践の毎日。
母親の葬儀に参列するため修学旅行並みの雰囲気で街へ降りたつが、一般世間を知らないため変人扱い。
妹家族の子どもたちは一般家庭で育つが、その子たちとのコントラストもすごい。
夕飯前ギリギリまでゲーム離さなかったり、法律の名前は知ってても中身を説明することはできなかったり。
そういう家庭が大多数とは思うけど、何が普通かとか、一般常識だとか、家庭によって違うし一概に言っちゃいけないな〜と感じました。
父親の教育は素晴らしいけど、果たしてそれが正解か?そうあるべきなのか?何事もほどほどがいいんですよね。
教育や家族の愛について考えさせられました。

途中、砂糖のかかったシリアルのことで揉めた話が出てたけど、ラストシーン、ね。笑
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