子ども、一人一人に個性があって、その個性を上手に作中で表現していた。
固定概念や流行りに流されずに自分の着たい服を着ていた彼らはとてもお洒落で素敵だと感じた。
自分の個性を大切にすることは、重要なことだけども、長男が変人だと言われ傷付いた場面からも分かるように、自分が傷つかない程度に他者に合わせることも、自分を守るために必要なこと。
かなり特殊で尖った育て方をした父に、疑問を感じることはあれど、最終的に子ども達が素直に従っていたのは、その育て方に愛があったから。教育機関に子育てごと預ける子に無関心な親にはなりたくないと思った。
明るく踊る葬式が1番印象的で好きなシーンだった。
自分の葬式も、自分が好きだった人たちが悲しむより自分との思い出を笑ってくれるような葬式にしてほしい。