氷

はじまりへの旅の氷のレビュー・感想・評価

はじまりへの旅(2016年製作の映画)
4.3
はじまりへの旅、かあ。映画全体がはじまりへの旅じゃなくて終わってからがはじまりへの旅な気がするね、そうなんだろうけど。違くてもそういう見方でもいいよね。
幸福が正解でも、正解が幸福でも不幸でもあったりするわけで、正解が幸福というわけでもなく、例外が幸福であったり、幸福が例外だったり。
知識の範囲が違うことで生きづらかったり、普通とズレてることって、褒められたりしながらも、誰かに馬鹿にされたり、それってどこでも起きてて、家族関係じゃなくても、人と人との間でも起きてて。ズレてることが分かることが良いとも悪いとも言えないし、なかなかまとまらない。人をひとりとして認められたらいいのかな。
お互いが尊敬しあえる家族って素敵だと思う。
最後、みんなの服がパッチワークになっててよかった。あと映像がとっても綺麗。空の映像とか緑とかも綺麗で、車っていうかバスだけど、室内も可愛いし、ロードムービーで旅してる気分になるから好きだ
あと、次男の表情がとてもよい
末っ子ふたりかわいい
氷