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山の音のTPのレビュー・感想・評価

山の音(1954年製作の映画)
3.6
 成瀬の最も油が乗っていた時期の映画。どこにも欠点はない映画なのだが、といって、史上に残る映画という印象も受けない。
 11年前に見たことがあるのだが、その見たことがあるということさえ、ラストの銀杏並木の場面になるまでわからなかったのだから、それだけ印象に残らないというか、良くありがちな内容といえる。

 演出がなんとなく小津映画を彷彿とさせるし、出演者も小津映画っぽい。
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