山の音の作品情報・感想・評価・動画配信

『山の音』に投稿された感想・評価

牧田
4.2

やはりキモいイエのシステム。登場人物全てが原節子を追い込んでいく。山村聰は優しいが上原謙とはベクトルの違うモラハラ男で、彼のことを慕う原節子は極限状態の中である種の幼児退行をしているように見える。結…

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NHKBSを録画にて。

川端康成原作にある、
人物の背景のくだりを
省略しているせいか、
行動原理を理解せぬまま
観たので、この家族
信吾は菊子にデレデレ、
修一は愛人のいるクズ、
保子はいびき小…

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NHK BS

成瀬巳喜男の4作目は川端康成原作で原節子主演。

鎌倉の佇まいの良さげな家で義父母と同居する長男の嫁原節子。夫は外に女がいるイケメン上原謙。堂々としたクズ!

鼻血を出した原節子を介…

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3.5
レイティング一般、NHK BS「プレミアム シネマ」の録画。
想像に反してほのぼの系ではなく、重い。
また「あらすじ」に書かれている要素は映画で感じにくく、息子の嫁「菊子」中心の話となっている。
このレビューはネタバレを含みます

『山の音』は、1954年に公開された成瀬巳喜男監督の作品です。川端康成の同名小説を原作とし、老夫婦とその息子夫婦の間に漂う孤独、愛情、そして人間の心の機微を繊細に描いています。夫婦間のすれ違いや、世…

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方眼
4.0

1954年東宝。鎌倉の瀟洒な一軒家に住む信吾60代、東京の会社へ電車通勤。妻保子、いびき有り。息子修一、信吾と同じ会社、帽子をかぶって波平とマスオのように仲良く通勤。息子の嫁菊子、子供だと夫に言われ…

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3.3
小説の方がもっと情緒的で良かったな。
映画の方があっさりしたホームドラマって感じでした。
kabcat
3.6

今度は川端康成原作の成瀬作品。林芙美子ものと違って、男女のリアルなやりとりを描くというよりも、描かれないダークな部分が浮かび上がる演出になっている。とりわけ上原謙演ずる夫のアブノーマルさ(SM趣味あ…

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放映日から一週間。
自室のテレビジョンには山の音が繰り返し繰り返し流れっぱなし。

山村聰の見事な老人ぶりを飽きず眺める。

不機嫌で不幸な人たちがたくさん出てきて、山村聰の舅と原節子さんの嫁が醸し…

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成瀬巳喜男作品を観るのはこれで2本目だが、「浮雲」が余りに鬱々としていたので、95分と言うお手軽な尺でも大分観るまでに気持ちの準備を要する。

成瀬巳喜男と原節子だから観切った物の、そうでなければ終…

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