やっぱね、AIを擬人化させたらダメだと思うんです
特に人間と敵対する場合はね
だってそれって、結局観てる側からすると人vs人に見えちゃうんですよ
AIというどこか畏怖の念や不気味さがあるじゃないですか
そういう存在を擬人化してしまうことによって、それが薄くなると思うんです
この映画がまさしくそれで、しかも天才ハッカーvsAIなんてキャッチコピーにするも、やはり擬人化のせいで怖さが薄れるし、肉弾戦多め笑
(肉弾戦多め!!)
そもそもこの天才ハッカー達も、天才ぽさがまったく無いし、未来のパソコンみたいのをパチパチいじるシーンこそあるものの、各々がどれだけの能力を発揮しているのかも分からない
AIさんもAIさんで、万能さも無く、余裕かましてるだけで特に恐怖の対象に見えない
最終的に、天才に見えないハッカーさんvs井の中の蛙のAIに見えてしまい1時間25分という短い上映時間も長く感じてしまった