ぱ

アリスのままでのぱのレビュー・感想・評価

アリスのままで(2014年製作の映画)
3.5
トイレの場所すらわからず漏らすの怖い。
賢い人ほど早く痴呆になるの知らなかった。

他のユーザーの感想・評価

ちゃお

ちゃおの感想・評価

4.2
忙しすぎる現代人は、イレギュラーなことが起こったときに、そこへ時間を捻出できない。そういう時に、はぐれものとされていた人の時間的余裕とあたたかみが生きる。モモみたいだ。
思うように動けず、生産性から遠ざかっている今の自分にすごく刺さる映画だった。
キャリアを剥ぎ取られたアリスが、決して惨めではなく、なんの鎧もつけない、おそらく彼女本来のやわらかい表情をしていたことが印象的だった。
け

けの感想・評価

5.0
おもろかったです
家族の愛がもう泣けて泣けて…
もうみんな見て
mmkooo

mmkoooの感想・評価

3.7
アルツハイマーと言えばファーザーだけど、これは若年性アルツハイマー

最近若年性アルツハイマーの漫画が話題になってたから読んだばかり

アルツハイマーってただ忘れっぽいとかじゃなくて、生物としての基本行為である「食べる」も、食べ方忘れちゃうらしい
トイレの場所忘れちゃった~アハハ
って言ってられる内はまだよくて、もう言葉も一切合切無くして身体機能も低下してってなる怖い病気

それを若くして発症するなんて

発症前のバリキャリのアリスと、発症後病状が進行していくアリス、これを見事に演じきったジュリアン・ムーアは女優賞取ったらしい
アリス

アリスの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アリスローラー6作品目!

アルツハイマーに家族性があって、発症率は
100%だなんて知らなかった。私は昔から物忘れが
本当に酷いので他人事とは思えない😩

アリスが未来の自分に向けてビデオレターを
残すのですが(自殺の方法)切ない😩自分が誰だか
わからなくなっても生きたいかってことよね…。。
日本は長寿の国とか言われてるけど無理矢理
生かされてる人が多いって何かで読んだ😩

トイレの場所がわからなくなって、その場で
おしっこ漏らしちゃうのは悲しすぎた😢
あのシーンは泣く。。アリスのスピーチはすごく
良かったな、リディアの意見を取り入れたり
少しずつ家族との関係性も変わっていく。

夫のジョンは優しいし理解がありそうだけど
アリスを心配しながらも転勤してしまう😞
生活費を稼がないといけないし、罪悪感はありつつ
離れられてホッとしてるとかあるのかなぁ。。
長男、長女も自分たちの生活が忙しいから
母のことを気にしながらも距離がある感じ。

1番疎遠だった次女のリディアがアリスの介護を
自ら引き受けてくれた。。😭
クリステン・スチュワートの顔面が美しくて
重たい内容の作品ながら癒された…。
スヌーピーのTシャツがお似合い♡

リディアが『Night Flight to San Francisco』を
アリスへ朗読するシーン。ジュリアン・ムーアの
曖昧な表情が素晴らしいと思った🥺
そして私には難しい詩だなと…🙃

ラストはアリスの記憶に蘇る母と姉の映像で終わり。
bianca

biancaの感想・評価

3.8
ジュリアンムーアが役に溶け込んでいるように、自然に演じているように見える…というか、ジュリアンムーアではなくて、アリスだった。
アリスとして生きてきた人、そのものだった。

知性と教養の高い家族だけど、心と心を通わせるには、知性よりも感性が重要なのだろう。
1番感受性が強くて本能を大切に生きているリディアが寄り添うことになる。

ジュリアンムーアも素敵で、またクリスティンスチュワートも本当に素敵。
クリスティンスチュワートに一体何度、惚れてしまうのだろう。
のぶ

のぶの感想・評価

3.3
遺伝カウンセリングの難しさにまで言及していてリアルを追求した作品。ジュリアンムーアの演技も素晴らしかった。
若年性アルツハイマーを患ってしまった女性とその家族の姿を描いた人間ドラマ。

記憶が薄れていき、次第に自分の大切な人すらも忘れてしまうという恐ろしい病気で、自殺を考えるのも仕方ないくらい絶望しかない未来。

よくある闘病ものではあるけれど、演技が素晴らしいから目が離せない。ジュリアン・ムーアの熱演に心揺さぶられます。

中盤のスピーチは特に素晴らしい名シーン。こうやって日々思い出を積み重ねていけるという幸せを噛み締めて生きていかなければと思わされました。
こお

こおの感想・評価

3.8
若年性アルツハイマーになったアリスが徐々に記憶を失っていく過程を静かに丁寧に描く。
今の私もアリスに近い年齢になったからか、久しぶりに見たら、とてもリアルに感じた。
記憶を失うとともに、子供化し、人格が壊れ、老け込んでいくという難しい役どころをジュリアン・ムーアが見事に演じている。

そしてそんな彼女を支える家族。
特に最後まで支えるのが、家族の中でも一番やんちゃだった次女というところにも感動した。
kau

kauの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

経済的に困っていなくて、家族も愛してくれるからこそ安心してみれた
「アルジャーノンに花束を」を思い出した
tanayuki

tanayukiの感想・評価

4.0
若年性アルツハイマー病に冒され、自分がそれまで築いてきたキャリア、社会的信用、家族、記憶や自意識まで1枚1枚強制的に剥ぎ取られる恐怖と闘いながら、最後は自分の運命を自分で決めることさえできなくなった、というより、極端に単純化されたタスクをこなす能力さえ奪われてしまった言語学者の記録。

かつて少佐が「人間が人間であるための部品が決して少なくないように、自分が自分であるためには驚くほど多くのものが必要なの。 他人を隔てるための顔、それと意識しない声、目覚めのときに見つめる手、幼かった頃の記憶、未来の予感」といったように、記憶は自分が自分であるために欠くことのできない構成要素であり、おそらく「記憶こそが自分」といえるくらい不可分な関係なのだろう。

自分が自分であるために不可欠な記憶が失われたあとに残るのが自分でないとしたら、それはいったい何なのか。生命の抜け殻、ではないことは明らかだ。身体が健康であるかぎり、記憶を失くしても生きていられる。ならば、それは魂の抜け殻? 自分を自分と認識する存在を「わたし」と呼ぶなら、「わたし」が去ってしまった肉体に宿るのは、「わたし」ではない別の誰かなのだろうか。いや、その誰かも自分を自分と認識できないはずだから、もはやそれは食べて寝るだけの自動機械のようなものではないか。それも「生きている」といえるのだろうか。それでも「生きていてほしい」と願うのが家族なんだろうか。

「PLAN75」のレビューで、「「自分で選びたい」という意志をもつことと、実際に「自分で選べる」ことのあいだには、やはり大きなギャップがある」と書いたけど、自分で自分の運命を決められるというのは、もしかしたら、人生のうちの限られた期間だけに許された、特別ななにかなのかもしれないなと思った。

死んだら記憶は残らない。生きているうちに記憶をなくすのは、やっぱり死んでるに等しいのだろうか。それなのに、いや、そうだからなのかもしれないけど、完全にボケて家族はおろか自分のことさえわからなくなった人の笑顔って、余計な社会的装飾が剥ぎ取られて、これ以上ないほどピュアに見えるんだよね。あれは、誰の笑顔なんだろう?

△2023/03/12 Apple TVレンタル。スコア4.0
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