勝手に陽気で明るいイメージを抱いていたメキシコがこの作品で一気に恐ろしい国へだという認識に変わってしまった。
法。ルールがあるって一見窮屈に感じるかもしれないけれど、それって私たち人間を守るために存在しているのであって、もし、法が無かったら平和なんて存在しなかったのかもしれない。
いつ、どの国が劇中のスペインのようになってもおかしくない。
暗視カメラを使って作戦決行するシーンは特に映像がきれいだった。
家の壁や床、屋根裏死体だらけってどういう状況やねん。
FBIの女の人でも男の力には敵わん。って怖い。
当たり前のように死体が街中で晒されていたり、日常かのように銃撃戦が行われていたり、日本ではあり得ないことが起きていると考えると恐ろしい。
終わり方あんまりしっくりしない。まぁ綺麗ごとだけじゃやってけないからだとは思うんですけど。巻き込まれたケイトが美しくも可哀想だった。