ボーダーラインの作品情報・感想・評価

ボーダーライン2015年製作の映画)

Sicario

上映日:2016年04月09日

製作国:

3.7

あらすじ

「ボーダーライン」に投稿された感想・評価

洋画が国内に配給される際に必ずと言っていいほど議論の的に挙がるのが邦題をどうするのかということ

この作品でいうと原題が「シカリオ」

メキシコで言う所の「暗殺者」を意味するらしいです

暗殺者を意味するシカリオという原題をわざわざ「ボーダーライン」と改題したのはこの作品に関しては大正解だったと個人的に思いました

終わりの見えない麻薬組織との戦いに投入される戦士たちは毒を以て毒を制す的な発想で消耗戦に勤しんでいて、いわばシカリオなわけですがそこに偶発的にジョインしてしまう彼女こそ善悪の境界線「ボーダーライン」の象徴として描かれていて彼女の葛藤がそのまま観客に対するクエスチョンになっている

善悪の境界線ってなに?と彼女を通して問われてる気がして無理矢理作品に参加させられた感覚になりました

僕なんかは平和な世界でのうのうと生きていて当然、善悪の境界線なんて程遠い世界にいる身としたら答えが出せず悶々とするしかないんです

そうするとラストの彼女の葛藤は痛いほどわかるというか、まぁそうするしかないよねってなりました

「暗殺者」と題されると途端に遠く感じられる世界を「境界線」といって彼女を通して問いかけられると急に当事者にさせられた感覚になったのでこの改題は正解だったのではないかなと思いました

1人余韻に浸りたい時に見ることをお勧めします
ドゥニ廣田的殿堂入りが決定したことをここに表明します。有り難う。
jamio

jamioの感想・評価

3.8
原題の“Sicario”は訳すと“殺し屋”アレハンドロ目線で進んでたらこっちのが相応しい。
FBIのケイト目線で進んでいくので、ずっとストーリーの蚊帳の外。何が起きてるのか終始置いてけぼりになる。
ケイトは完全にお荷物。一応最後の最後に役目があるけど。

対麻薬カルテルの部隊はいきなり銃撃だったり、いろいろ容赦ないので正義であるのかどうか訳が分からない状態。これが邦題にかかってるのかー

冒頭の壁とかメキシコの街中とかサラッとえぐい描写入ってくる。常に緊張感があり、異様な雰囲気。

最後の30分、空撮や暗視スコープを通した映像が臨場感あった。
続編が公開された事もあって気になっていた作品。

アマゾンプライムにあったので、そのうち観ようと思ってたら…。

ガーン( ̄□ ̄;)!!、アマゾンプライムから外されてる!

で、しばらくほっといて、知り合いと映画の話をしてたら、この映画の話題が出て。続編も含めてやっぱり観といた方がいいかも、となって、有料でもいいか、と思いつつ、アマゾンのページにいくと…。

ぎょぎょ(;゚∇゚)、プライムになってる。

あれって、プライムになったり、ならなかったりするんですね。。。

「ブレードランナー2049」とか「メッセージ」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作ということで、これは期待がもてるぞ、と自らのハードルを上げつつ、鑑賞。

エミリー・ブラントさんは『クワイエット・プレイス』の印象が強いですが、今回の役どころはエリートFBI捜査官。

この映画の大きなプロットとして
”メキシコ麻薬カルテルを殲滅する”
というのがあるので、なんとなく『ゼロ・ダーク・サーティ』や『ハート・ロッカー』のような作品を思い浮かべながら見ました。

主人公が勇ましくもあり、さまざまな要因での悩みを抱えつつ、大きなミッションをこなしていく…。そんな作品。

ところが!

メキシコの麻薬戦争を描いた作品はたくさんあるとは思うけど、今作はそんな音大を正面から描きつつも人間関係にひねりを加えた作品となっております。

まず、一応の主人公であるエミリー・ブラントさんですが、劇中の彼女は自分の役割が何かわかっていない。周囲に振り回されっぱなし。

なんかよくわからない(一応自分で決断して入るんですが…)チームに入れられ、チームのメンバーはなにやらわからない行動に出て、ほんとにわけのわからない銃撃戦に巻き込まれて…。

終始、自分の役割がわからず、キレたり、凹んだり、男に走ったり…。

なんか、もう活躍しない、というか活躍させてもらえないヒロイン。

その一方でチームのサンダル履きリーダーのマットと謎しかない隊員アレハンドロは拷問したり、戦闘したりでやりたい放題。

まあ、実質的な主役はこの二人なんでしょうね。

ラストにエミリーさんのこの映画での役割がわかるわけなんですが…。

トホホ、そんな役回りだったのね。。。

映画自体は面白かったです。でもこの続編ってどうなるんだろう…、と思いつつ…。

『ソルジャーズ・デイ』はあんなことに! 続きは『ソルジャーズ・デイ』のレビューにて(笑)!
akari

akariの感想・評価

3.0
メキシコとの麻薬戦争
残虐的な死体とか気になって見入ってしまった。終わりぱっとしないというか、なんとも言えない感じが、そういう、善悪とか恨み憎しみとか空虚な感じ。
そういう映画なんだろうけど、終わりぱっとしないのがあまり好きじゃないのでこの評価
怖かった。
世界のことを知らなすぎて、平和な日常に身を置いているせいで、こんな危険な現状がまだまだあるということにゾッとした。
悪を排除するには法を破るしかない、でもそれは自分の道徳に反する…という心の葛藤にムズムズした。善悪が分からなくなるって怖いな。
りょう

りょうの感想・評価

3.8
自分の家族が裕福に、幸せに暮らせるためには、知らない他人がどうなろうと構わない、殺した男にも妻や息子がいるだろうとか、そんなことは関係ない、だけど自分の家族に手を出したら容赦しないっていう。こういうことってボーダーラインがないんだなって思う。

アレハンドロが最後に麻薬カルテルのボスのところで食卓を囲みながら銃を突き付けるシーン。容赦なかったなぁ。まず家族から殺しちゃうし。アレハンドロはこれですっきりできたとも思えないし、悲しみは抱えたまま生きるんだろうし。

殺しあうシーンどっさりの映画って基本苦手だし、急に打ったり打たれたりとかビクッてするから苦手なんだけど、この映画はそのグロいところとかギリギリの線で表現してくれていて、なんとか最後まで見切れました(笑)

あと、ケイトのTシャツ一枚の飾らない感じ、逆にたまらない!相棒の男の人、ゲットアウトの人だよね?!
ドゥ苦手ヴィルヌーヴ克服作戦☆

ベニチオ・デル・トロと続編の為、ついに手を出しましたよボーダーライン!

え、面白いwww

ヨハン・ヨハンソンのずぉんずぉん不穏な音楽!
ベニチオとサノスという二大巨頭!!
アクションとドラマの調度良い配分と、緩急明暗の付け方の素晴らしさ!!!

ブレランと複製男でマジ無理…と萎えていたドゥニさんですが、一気に株価は回復(笑)
これなら『メッセージ』もイケそうだ~♪



FBI誘拐即応班リーダーのケイト(エミリー・ブラント)。

ある日、国防総省の顧問というマット(ジョシュ・ブローリン)にスカウトされ、メキシコのカルテル"ソノラ"の捜査に加わることに。

元検事アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)も加わり、カルテルのボス、マヌエルを追うのだが……



ベニチオ様は、本当に銃と拷問が似合いますねぇ☆
死んだ目しながら、野獣の威圧感!!!
怖い~大好き~孕む~(〃∇〃)

あとは、ジョシュ・サノスのサンダル♪
まさに飄々としたやり手の風格!
絶対に信用出来ない奴だー(笑)

エミリー・ブラントは……
『ガール・オン・ザ・トレイン』の微妙な印象しかありませんでしたが、今回もまた微妙w
でも、いなければならない人材ではあった。

ん~(*´ω`*)
久しぶりに邦題がきちんと生きた意味ある作品でしたね~
様々なボーダーライン、それを越えるのか越えないのか……
上手い!

重厚な2時間ながら、さくっと最後まで観ることが出来るのは、流石ドゥニさん!といったところ?

おかげでやっとこさ、ベニチオ天国の続編に逝けますw!!!
nicoden

nicodenの感想・評価

3.8
空撮が印象的。
それぞれの家族を描くことで、復讐の本質を描いている。
MALCO

MALCOの感想・評価

3.9
映像といい、音楽といい、見てる側への重圧感がすごい!!見てる側まで緊張させられ見入ってしまった🥶
いったい正義とはなんなのか?!
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