ロタヒ

ボーダーラインのロタヒのレビュー・感想・評価

ボーダーライン(2015年製作の映画)
4.2
去年から予告観て待ってましたで、一日千秋の思いでおりました。

メキシコの麻薬戦争は、本やらニュースで知りはしてましたが、現実が過酷すぎて映画どうなのかしらと思っておりましたが、非常に緊張感溢れまくりの過酷な内容になっておりましたわ。


エミリー・ブラントが良くて、そらにベネチオ・デル・トロが良すぎた、このデル・トロだけで飯3杯位頂けますな、ありがたい話です。

劇中に出てきた、「メデジン」っての、コロンビアの昔エスコバルのカルテルあったとこでしたよね。メデジンは、綿のお土産もんなんかも素晴らしい物がある良い面もあるが、未だにエスコバルの影響が残ってると、コロンビア人の知り合いに聞きました。

あと去年メキシコに行って知ったんですが、道路が所々スピード出させない為に、ボコッとなってるんで、車があんな風に浮いちゃうんですよね。


邦題も原題も、どちらも観た後にいろいろ思いを馳せれる良い題になっておりますな。

去年友人を訪ねて行ったメキシコ中部と南部、首都はそれなりに治安も悪いところもありますが、南部の人なんかは、我々ほどではないにしろ、シウダーファレスを舞台にしたこの映画を近い存在としては感じてないのかもしれません。

劇中デル・トロが、知り合いに何処にいるかと尋ねると、モンテレイと言って、安全だと答えてましたが、モンテレイは、国際空港もある北部にある街。
メキシコってグラデーションがかなりある国みたいなんですよね。

少しだけ出てくるスペイン語が、簡単なのが多くて勉強にもなりました、2回目観るのも楽しみですわ。
ロタヒ

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