レヴィット

ボーダーラインのレヴィットのレビュー・感想・評価

ボーダーライン(2015年製作の映画)
3.6
善と悪のボーダーライン


その意味が後半になるにつれて染みてきますね。
冒頭から、凄惨な事故現場の描写で好きな部類の映画だなって思いました。
前半は合法的に悪と戦うエミリー・ブラント主体で物語が描かれていますが、ストーリーが続くにつれて手段を選ばないデル・トロ主体で話が進行するなかなか珍しい映画です。

全体的な雰囲気は台詞も少なく、なんとなくノーカントリーみたいな感じで静かに重い映画でした。

メキシコの麻薬戦争のここ10年の犠牲者は20万人を越えているらしく、一般市民の犠牲者は悲惨な状態で見つかるらしいですね。
映画でも描かれてましたが麻薬カルテルにとって最大の市場である米国への密輸を行うのに、国境地帯や湾岸部は重要な拠点となるため、近づかないようにしましょう。
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