戦争映画なんですが、
壮大なドラマですね!
メイキングも観た事で、
内容に深みを覚え納得を得ました。
テーマや世界観、ストーリーは
ブラす事なく進むので、
観ていて意外にも映画の世界に入り混みやすかったです。
この映画の良い所は、
ラッセルクロウの父親役を含め、
全てのメーンキャラクター達の
配役がピッタリで、セリフは
そう多くはないせいもありますが、
演技力のみで視聴者に伝えてくるモノがあるところです。(これは言葉では表現しにくい)
映画でも流れてたのですが、
戦争で戦う者全てに、
愛するもの(人)、守りたいものがあり、
戦争を決して肯定してはならない。
他人を受け入れ理解する。
そんなメッセージが背景にあります。
この映画の痛烈だったワンシーンの
セリフは、
鉄道でギリシャ兵に襲撃され、
トルコ兵であるハーサン少佐とその部下が
殺されそうになった時に、
その部下が、
『オーストラリア人よ、
私たちの国を何も知りもしないくせに
勝っ手に侵略してくるな』
と言ったシーンです。
これは戦争にしろ何にしろ、
いま現在にも言える事だなあと。
最後は、3人のうち息子1人を
探す事が出来ハッピーエンドに
終わってくれて本当に良かったです。