しょうま

グレイテスト・ショーマンのしょうまのレビュー・感想・評価

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
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地上最大のショウがアカデミー賞をとっておいて、よくここまでのミュージカルに昇華できたと思う。

光と影と使い方がかなりうまくて画面が楽しい。
比較されるであろうララランドはアナログで作った画面に対してこの映画はCGが目立つ。
ただミュージカルは嘘ついてなんぼと思ってるからこっちもこっちで画面が綺麗だから気にならないが、あからさまにCGなクオリティのCGがたまに出てくるのは気にになる。


曲はさすがにめちゃくちゃ良い。
ヒューはレミゼ、ザックはハイスクールミュージカル、ゼンデイヤも歌手してるだけあってララランドで気になった歌唱力の点もこちらが上。
ヒューとザックのバーの曲はいかにもベンジ・パセックとジャスティン・ポールの曲らしい曲だし、二人以外は歌わないし、バーテンもかっこいいし一番好き。
ミュージカルシーンの華やかさと画面作りに比べるとダンスがあんまり好きじゃなかった。

ストーリーは案外薄くて予想してたよりは物足りない。予告を二時間に伸ばした感じ。ほとんどがバーナムの話。
あれだけのマイノリティを集めておいてもドラマは薄い。これだとフリークスは結局フリークスのままの様な...感動ポルノ避けたにしてもこれだけドラマ無いのは気になる。
他の部分に尺使って伸びても良かったからドラマ部分が良ければ...そこが惜しい。

でもなにも考えずに音楽と画面を楽しめる最高。
しょうま

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