予告編を観ると、ただただ派手な演出で、ちっともワクワクしないし、しまいにはララランドの製作チームが…という宣伝文句。はいはい、他に魅力がないので仕方なくララランドの名前を出して宣伝するしかないのかと詮索してしまって、ちょっと敬遠していた。ララランドの名前を軽々しく使って宣伝なんて安易過ぎる。
だけど、実際に観てみると全くそんなことないじゃないか。僕はララランドが大好きだけど、ララランドよりも楽しめた。
映画は芸術とする風潮があるけど、やっぱりエンターテイメントであれ！ と常々思っていた。小難しくて、観た後にポカーンとさせられる映画が苦手なので。単純明快で痛快でいい。
このグレイテストショーマンは、芸術よりもエンターテイメントが最高！ とはっきり断言できる説得力に長けてる。素晴らしい！ 本当に面白くて引き込まれた。
観ていると、所々引っかかる部分はあるが、最後まで観たら野暮なことのように思えた。この映画を断固支持する。
