一曲一曲のクオリティが高く、役者さん達のパフォーマンスも純粋に素晴らしく、楽曲の最中は高揚感に包まれ、久々にこういう感覚になったなぁと嬉しくなった。
だけどバーナムのやったことが倫理的にどうかとかやっぱり引っかかるし、小綺麗にまとめすぎた子供騙しみたいな安っぽい脚本には辟易したし、歌への導入が違和感ありすぎて困ったし、レベッカ・ファーガソンの歌が吹替えと気付いてガッカリ。もう一度観たい映画とは思わないけど、歌のシーンだけ切り取って並べたミュージックビデオなら観たい。そんな作品です。
歌って踊るヒュー・ジャックマンは最高に素敵だけど、バーナムは全く素敵とは言えないですね…。
