好きすぎてずっとレビューが書けなかった。
私が映画に求めるものとぴったり合致したんだと思う。5回くらい見てる。
とにかく、これ見ると、生きよう！って気持ちになる。
強制的に高揚する感じ。有無を言わさぬ音楽と映像の素晴らしさで殴ってくる感じ。こんなにハッピーなんだから！自分自身を認めて！自己肯定感あげてこ！！！みたいなすごい圧。
それってしんどい時に観ると食当たりするような気がするのだけど、今までどんなに現実世界がやばい状況で見ても、
あ、明日から生きよ
って気分になった。
不思議だなと思うけれど、突き抜けてるからか？説教臭さすら突き抜けて、ただ圧倒的なポジティブが画面全体から飛び込んでくるから？だと思っている。
誰もが言ってる通り、大事なことだから二回言うけど、音楽が素晴らしい。捨て曲がなくて、ベストアルバムみたい。
初めてみた時、最初のコーラスですでに期待感がマックスで変な高揚感で涙が出てきたのを覚えている。ディズニーのショー観て泣くタイプの人はわかるんじゃなかろーか。今もパブロフの犬みたいに泣く。
もしかしたら比較的目立たない曲かもしれないけれど、個人的にはタイトロープがすごく好きだった。ミシェルウィリアムズって、ブロークバックマウンテンのアルマ(主人公の奥さん)役の時もそうだけど少し寂しい奥さんの役がとても似合う。いくつになってもキュートだ…
個性を認めて、ありのままの自分を生きよう！という割には団員たちが"個性的な人たち"という一括りにされていて、一人一人の違いや葛藤はわからない。
ここが0.2のマイナスぶん。
ただ、そこは多分この映画の主眼ではなくて、圧倒的美術と音楽の力で届けたいのは自己肯定感あげてこ！！のメッセージだと思うので0.2だけ
