そねしん

アサシン クリードのそねしんのレビュー・感想・評価

アサシン クリード(2016年製作の映画)
3.3
何年も前から楽しみにしてきたアサシンクリードゲームシリーズの実写版。最新作シンジケートを除く、全シリーズプレイ済み。過去編(スペイン15世紀、異端審問時代)のスピード感のある爽快なアクション"は"最高でした!アサシン教団の信条(アサシンクリード)、「真実は無く、許されぬことなどない(Nothing is true, Everything is permitted.)」のセリフが出た時は痺れました。しかし、原作ファンですら現代編に関しては訳がわからなかったです。まず、あんまり詳しく言えませんがラストが中途半端でスッキリしませんでした。続編を作ることが前提の映画が嫌いです。(原作もそうだが、笑)続編を作ってもいい。でも、ある程度しっかり区切りをつけてくれ!! 一方で、「流入現象」で起こる幻覚や幻聴の表現はリアルでした。しかし、原作シリーズを未プレイの方には訳がわからないことだろうと思います。「流入現象」のみならず、「リンゴ」「エデンの果実」「アニムス」「テンプル騎士団」「アサシン教団」「アブスターゴ」などあらゆる単語が平然と出てます。ただ面白そうっていう理由だけで見たら確実に困惑するでしょう。きっと鑑賞者層ターゲットは原作ファンなのでしょう。ならば、現代編を原作シリーズと繋げて欲しかったです。 もしくは映画なら過去編だけでも十分楽しめるのでは。マイケルファスベンダー主演で期待値高かったので、ちょっとショックです。