ドライヴで気になったレフン監督。どういう映画を撮る人かわかってきた気がします…。フィルモグラフィーを順に追っていけばよかったものを、色々すっ飛ばして観てしまった感が否めません。
序盤から単に上手下手の会話に鏡を使ってややこしくしてるところでもう既に感覚がおかしくなりますわ。この鏡が仕事上も必要不可欠ですし、この後も付いてまわります。そして主人公ジェシーにとって自分を認める、真の自分を映し出す存在としてもキーアイテムになっていきます。
あと色ですかね。白や冒頭にも使われる赤と青からついには交わった紫だったり色の使い方も複雑で話は単純なのに目が疲れる映画でした。
正直ドライヴのような塩梅の効果が自分には好みだったので、この映画は少し胃もたれしてしまいました。