ネオン・デーモンの作品情報・感想・評価

ネオン・デーモン2016年製作の映画)

The Neon Demon

上映日:2017年01月13日

製作国:

上映時間:118分

3.4

あらすじ

誰もが目を奪われる特別な美しさに恵まれた16歳のジェシーは、トップモデルになる夢を叶えるために、田舎町からロスへとやって来る。すぐに一流デザイナーやカメラマンの心をとらえチャンスをつかむジェシーを、ライバルたちが異常な嫉妬で引きずりおろそうとする。やがて、ジェシーの中に眠る激しい野心もまた、永遠の美のためなら悪夢に魂も売り渡すファッション界の邪悪な毒に染まっていく―。

「ネオン・デーモン」に投稿された感想・評価

「難解と見せかけたシンプルな映画。」

「ドライヴ」のニコラス・ウィンディング・レフン監督作品。「ドライヴ」は面白かったし、この監督は100%変態だと確信しているので、この作品も期待してたんだが、どうにもイマイチだった。

良い点をあげるとすればその変態性が如何なく発揮されてるトコロ。映画全体に漂う独特の雰囲気も変態度を助長してるが、特にラストはヤバい。詳しくはネタバレで。あとは監督独特のセンスはまた他の人には真似できない領域に達している。裏を返せばその感性が合わない人には全く意味不明な作品になるが。

ここからは不満になる。まず主人公のジェシー演じるエル・ファニング、確かに可愛いんだけど、皆が羨む程の憧れや逸材にあまり見えないのが残念。こう1回思ってしまうと、そこがクリアになるコトはまあ無いので、そこで感情移入が阻害されてしまう。

映像や演出もセンスと言えば聞こえは良いが、なんかこの作品に関しては眼に煩く、暗いせいで何が起きてるのか分からないコトもあったし、スローで撮ってるトコが多いし冗長に感じた。冗長なのは作品全体にも言える。30分ぐらいで終わる話をそういう演出で引き伸ばしてるに過ぎないので、テンポはすこぶる悪い。

あと、ご想像にお任せ的な場面も多いが、難解に見せかけて中身は至ってシンプルな話なのでそんな回りくどい演出この映画にはいらんだろ、とか思ってしまう。最大限に悪く言えばハリボテ。ちょっと期待したのと違った映画だった。

----------ここからネタバレ---------





















まさか最後にカニバリズムが見れるとは。ジェシーがあっさり死んだのは唐突だったけど、まさかマジで食べてるとは思わなかったよ。目玉を吐き出して更にそれを食うとか常軌を逸してるラストだった。
狂 っ て お る
ニコラス ウィンディング レフンの色彩を楽しむ作品。センセーショナルな内容ながらあまり作家性や毒は感じない。もともとポップな作品を狙ったのかも。
Shizuka

Shizukaの感想・評価

1.1
なにこれw
しゃみ

しゃみの感想・評価

3.0
可愛い、綺麗。ストーリーは正直訳分かんなかったです。でも、女の嫉妬は怖すぎ。
nonzk

nonzkの感想・評価

3.9
これは人間たる故の狂気、凶器

音楽、映像からしてもそこはかとなく感じる最狂のデンジャラス

踏み入れてはいけないような、でも踏み込んでしまいたいような、人間の眠ってる・眠らせている美しさと醜さが入り乱れる危険な映画でした

誰にも魅せてはいけない、もう1人の自分と対話するような。目覚めさせる。

ネオンの光で理性が眩む
音の超音波で脳の判断が鈍る


観た人の中に存在するネオンデーモン

孤独と無知と欲望と
嫉妬と自覚と偽物のネオンデーモン
高史

高史の感想・評価

4.0
Driver良かったので視聴
どのシーンとっても芸術的でネオンのびかびかな色彩感覚に魅入ってしまう。
話は実際30分で済むような内容だけど(笑)、粋な音楽と緊張感ある演出で飽きさせないのは凄いなぁ、、
まさかのキアヌリーブスが脇役で出るんだけど、ジェシーが彼にはビビって避けてた理由とか、鏡が頻繁に登場したり山猫が急に現れたり、かなりメタファーが存在してるみたいなのでまた何度か見たいなぁ
エルファニングの可愛いは正義
I am dangerous.

もはや人形か?
と思うほどのエルファニングの美しさと映像の色彩、ダークな雰囲気がいいなぁなんて思いながら観ていたらまさかのどえらい展開
TICTAC

TICTACの感想・評価

-
レフン監督は感覚派なんだろうなぁ

「自分の観たい映像を作る」と美を追求した本作の色彩感覚は確かに目を見張るものがあると感じる

インタビューでは監督自身の色覚障害のためコントラストが強調されるとも言っている

それに加えてのホラーだからより画面に惹きつけられる

モデルというのは、オーディションに落とされるとまるで自分の人間性まで否定されたように感じて、余計に憎しみや嫉妬が生まれやすい環境にあるのかなと思った

ショーのシーンで光が点滅する演出があり
ギャスパー・ノエの『irreversible』の狂気的なかっこよさをふと思い出したわけだが

実は両監督には親交があるらしく
カールグルスマンの配役もそこから発生したという
その演出に直接関係あるかは分からないが
>|