先だって公開された『過去編』がTVアニメシリーズ素材を細切れにして並べた約90分のPVとでも呼ぶべき映像集で全く意味不明だったので、TVシリーズを視聴して鑑賞に臨んだ。
映像は本当に凄い。
バトルの迫力も異世界のビジュアルイメージも決して崩れることなく魅力的に描かれるキャラクターもとにかく素晴らしい。
しかし話が酷く論理性を欠いている、或いは解りづらい。
まず最初に提示されたヒロイン栗山未来が抱えていた問題からして解決していないと言うか微妙に問題点をズラされたような。
そんなにも恋愛感情ありましたっけ?って感じなのだが、力づくでハッピーエンドにうっちゃり。
一時が万事そんな塩梅で、これはドントシンク、フィールの映画なのだろうと思った。
2015.05.07 新宿ピカデリー