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群青色の、とおり道のpantheaterのレビュー・感想・評価

群青色の、とおり道(2015年製作の映画)
3.0
鑑賞券が当たったので、ぶらりと観に行ってきました。
まず、親や友達がいるのに10年も実家に帰らないなんて、オイオイどんだけ自由だよって思うし、それで親もよくほっといたよな、と思うし。
高校時代の恋心をずっと大事に育んでて、卒業以来10年会ってない真山を今でも好きだっていう設定もぶっ飛んでるし。
てな具合で、ちょいちょい無理めな設定に現実離れしてんジャンって違和感を覚えつつ....。
ま、その無理めな設定も、親がガンを患ったのも、妹がやけにしっかりしてるのも、家の事業が町工場で経営カツカツなのも、全ては最後あたりの「電車の窓から」の曲の弾き語りシーンで泣かせるためだったんだろうけども。
そこまでに至るまでに、あらゆるところで取ってつけた感があったし、途中で、あーどうせ泣かせたいんだろうな...ってわかった。
なのに!
それなのに!!
生理前で情緒豊かだったからポロリと涙が。あー悔しい。。。
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