東日本大震災の津波の際、海に出ていた船は皆このようにして波に対して直角に向かって助かったらしい。
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以下、私事
こんな災害映画は昔は怖くて大嫌いで、実際の災害…東日本大震災とか…を受けた時なんて死ぬほど怖くてパニックになったもんでした。
そんな小心者の私を反面教師に自衛官になった勇敢な息子が居ります。
災害映画を観ると、今も何処かで人を助けるために出動する息子を重ねて、やっぱり怖くて仕方がありませんが、こういう仕事をする人が居てこそ私ら市民の命が護られているのだなあと思います。
この映画の中で、任務で出動した婚約者を心配して本部に単騎突入して婚約者を呼び戻せとキレる女の子が出て来ます。呼び戻しを却下されて岬へ突撃して、何の役にも立たないのになるべく近くに行こうとします。本当に意味の無い行動です。非常に馬鹿な存在ですが、私はその気持ちが痛いほど解ります。私もいつも、息子が出動する時、なるべく近くに行こうと思う気持ちを抑えながら息子のことで頭が一杯。2024年元旦に起きた地震、翌日に起きた海保機の事故で頭が一杯になり、毎日そのことばかり考えていたらあっという間に今日になりました。
後方で待つ者の気持ちだけはとても良く解ります。
前線に行く隊員の気持ちは前線に立つ人しか解らないかも知れませんが、せめて私は理解者であり続けたいと思います。
だからこそ、最後は助かると決まっている映画は心が救われます。
