このレビューはネタバレを含みます
「本当の勇気とは?」「生まれてきた意味とは?」に続いて、アンパンマン3大テーマと言っても過言では無いかもしれない「本当の強さとは?」を解いた作品!
良い映画にはそれなりの深い回答がある。
アンパンマンはあくまで子供向け映画だから、カッコよくお洒落にではないかもだけど、わかりやすくストレートにそれを答えてくれる。しかも1時間で見れてしまう。最高のデトックス。
それだけじゃなくて今回はアクションの完成度もめっちゃ高い。アンパンチがめっちゃカッコいい!やっぱりドクターヒヤリがメカを開発すると敵キャラは当たり回確定。グリンガのメカモスラ化が不気味で好きでした。
ハピーは若い世代(特に男の子)なら絶対に何処か感情移入してしまう部分はあると思う。
生きている限り一度は強くなりたいと思うことがあると感じるし。それは力がとかではなくて、何かを上達させたいとも一緒。
アンパンマンとバイキンマンも強い人としては一緒なんだろうけど、何が違うのか、
それはゴール。
最後の最後で曲が教えてくれます。
「悪いはすてき」スリラーダンスverも良かったけど、最後の最後にこの歌詞は熱すぎる!大人でもこれがわからない人はたーーくさんいる故に、アンパンマンがこの美学を提示しているのを見ると、社会ってまだまだ捨てたもんじゃ無いんだなと思うよ!良い映画だ!
「ボロボロマントは頑張りの証」
この激アツ演出は完全に煉獄さん思い出した。
「僕もたくさん失敗して、たくさん騙されたからね」
このアンパンマンのセリフ、めっちゃくちゃ痺れた!!!!
そして本当の強さを知ったハピー
「ハピー、お前は強くなったな」
「いや、僕は強くなんかないよ」
この最後のセリフは映画アンパンマン史上1番痺れた。BTTF3並みに痺れた。まじで完璧。勇気りんりんで気持ちの高ぶりが止まらなかったわ。