谷の豪邸に住むセゾーラの父親は、2人の娘のいるクローデットと再婚して旅から戻ってきた。
セゾーラは自分の部屋を追い出されて天井裏に移されるが、父親はクローデットの言いなりになっている。
セゾーラは召使いとしてこき使われ食事もさせてもらえない上に、汚い服装で灰かぶり(シンデレラ)と笑われる。
父親までシンデレラと呼ぶ。
自動車や汽車のある20世紀中ごろのどこかの小さな王国に舞台を移したシンデレラ物語。
不思議な時代設定、 独自のストーリー解釈と展開、1つ1つのカットが本当に楽しい。
話は誰もが知ってるシンデレラ。
でも、このシンデレラの違うところは舞台背景がわけわからんのと、魔法使いのおばあさんがいないところ。
代わりに、なんと人魚のお姉さんが力を貸してくれるんだよね。
そして毎回思うけど、シンデレラのパパって見る目ないのよね。
今回の親父はホント最悪。
毒盛られても騙されてるって気づいてなかったもん。
あきれた。
しかもこの父親はヤな奴 でしたし。
あと世界観がよくわからない。
甲冑の門番なんかいるし、中世とかそんなかんじの設定なんだろうか?って思ったら、普通に車走ってるし。
でも、女王様とかの衣装は現代的のような古風なような、とんでもない舞台衣装なかんじ。
シンデレラの住んでる家は今も残る中世からの家のようなかんじだし、彼女の服装もそんなかんじ。
かと思えば継母たちの服装はバリバリ現代。
どうなってんの!?ってかんじ。
しかも王子様はシンデレラの気をひくために、舞踏会をロックコンサートに変えちゃうんです。
でも歌が微妙ー><!!!
でもねでもね、このシンデレラ、話にこだわるっていうよりかは服装とかヴィジョンにこだわってるシンデレラでね、シンデレラが草原にポツンとある母の墓に行くシーンとかの色がものすっごく奇麗なんだよ!
それに人魚の住む洞穴とか、神秘的でいいしね!!
イギリス!!ってかんじ!
なんかいろいろ突っ込みたくなるけどなんだか最後はよかった~ってなれる。
普通のシンデレラじゃ物足りない人にオススメ。
むしろシンデレラって思わないでみたほうがいいかも。