舞台はヒマラヤ山脈のメルー峰。メルーには3つの峰があり、その中で最も難しいルートとされる中央峰の通称“シャークス・フィン”は過去、数えきれないクライマーの挑戦を阻んできた。
今作はコンラッド・アンカー、ジミー・チン、レナン・オズタークのクライマー3人がこの難攻不落ルートの初登攀に挑むドキュメンタリー。
2008年に一度失敗し、2011年再挑戦に臨む約半年前、レナンは頭蓋骨の開放骨折を伴う転落事故、ジミーは雪崩に巻き込まれ奇跡的に生還するが精神的なダメージを負う。それぞれのバックストーリーは興味深かったし、彼らを突き動かすものを考えると、ジョージ・マロリーの有名な言葉に尽きるのではないだろうか。
只でさえ困難な状況の中で、カメラを持つというリスク。そのお陰で我々が目の当たりに出来る映像体験には感謝🙏
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