人生はローリングストーンのTakaoOikawaのレビュー・感想・評価

取材者とその対象、実績を作った者と燻ってる者、物理的にも精神的にも近いハズなのに、色々な形の壁が立ち塞がる男2人。1つの旅を通じて、探り探りだったり時に饒舌に言葉を交わしていく。当事者達に敬意を込めてか、変に盛り上げないようになっていて、劇的な事はあまり起こらない。微細な視線の送り方や言葉尻などが鍵になっている。そんな彼らの捉えどころが難しい会話劇が基本なので、好みはハッキリ分かれるはず。