なんとなく選んで見てみた作品でしたが、とても好きでした。
キャリーは、体も頭も大人だけど、心だけがそれに追いつかず子どものままで、そのズレに苦しんでいるような印象でした。思い通りにいかないことに癇癪を起こしたり、空気が読めなかったり、、、それが、ベル・パウリーの演技、周囲の様子、様々な映像効果で上手く表現されていて、観客の気づきが重なると更に深みが出る感じがしました。
現実では、勉強のような正しいか正しくないかという物差しだけで測れるものはごくわずかで、はっきりとした答えが出ないことに向き合っていかなければいけないのが人生だよね、と思いました。
そして、サイ、かっこいいな…