このレビューはネタバレを含みます
自宅で友人1人と鑑賞。
コメディエンヌとして近年グイグイ来ているメリッサ・マッカーシー(「ゴースト・バスターズ」)主演の文字通りスパイコメディ映画。
監督は今月公開の「ゴースト・バスターズ」のポール・フェイグ。
メリッサ・マッカーシー✖︎ジュード・ロウ(「シャーロック・ホームズ」)&ジェイソン・ステイサム!!(「ワイルドカード」)というこの異色の組み合わせ、そして、これから公開される「ゴースト・バスターズ」の監督作ということで公開を待ち望んでいたが、まさかのDVDスルー!!
そして、この度、やっと鑑賞。
観る前は、メリッサ演じるスーザンははじめっからスパイだと思ったんだけど、はじめは事務職なんだね、これ。でも相棒のスパイ、ブラッドリー(ジュード・ロウ)が殉職したことでスパイになるって話なんだけど…
まず、とにかくキャストが豪華!!先述した3人の他にローズ・バーン(「ネイバーズ」)やモリーナ・バッカリン(「デッドプール」)、果てはラッパーの50セントまで出てくる。
で、主演はメリッサという…笑。日本での認知度は低いけど、それだけ期待されてんだね。けど、思ったよりは普通の女子キャラって感じで、彼女特有のダーティな魅力がもっと見たかったなぁというのが正直なところ。
実は射撃の腕はピカイチで実戦も申し分なしという「なめてた相手が…」キャラなんだけど、イマイチそっちの方ももうちょいパンチが欲しかったなぁ(実戦シーンからのゲロ吐き&死体にオーバーキル場面は面白かったけど)
最後の女刺客とのフライパンバトルはおばさんキャラの熱いバトルシーンという感じですごく良かっただけに惜しい。
逆にステイサム関連のシーンはどれも良かった!!
正直思ったよりも出番は少なめなんだけど要所要所でコワモテから成る爆笑要素を提げて、なおかつ従来のアクションも見せてくれるという美味しい役だから出る度にグッと面白みが増す!!
ステイサムのコメディっぷりは貴重なだけにもっとメリッサとの絡みか見たかったなぁ!!
ステイサムに加えて、これまたコメディ映画への出演は貴重なジュード・ロウ。こっちは今作におけるメリッサの正当な相手役という感じなんだけど、正直終盤の展開は読めた!けど、そっからなんだかあやふやのままラストに終着しちゃったから、もっとどっちかに割り切ってまかせちゃった方がいいのではないかな、もう。
という具合に期待は思ってた以上に上回らなかったけど、それでもそれぞれのキャストの魅力は全開に十分に楽しめる作品だった。
「ゴースト・バスターズ」も楽しみだ。