新感覚なホラーだった
ほとんど全てのシークェンスがPCの画面上で進行する
つまり現実世界をPCのカメラ越しに映し出されたものを覗くことになるんだけど、それによって心霊として脅かすホラーの要素が巧妙に隠されている(Skypeの通信不良によって映像が粗くなる性質をうまく使っている)
またSkypeのグループ通信やメッセンジャー機能、Facebook、youtubeなどIT革命後の標準装備で描かれたほとんど初めての映画なんじゃないだろうか
特にSkypeのグループでは同時に人数分の画面が進行するわけだが、意識させたい進行をアップにすることでより視線を集めさせることができていて巧妙に意識の流れがコントロールされている
怖くはないんだがおもしろかった