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フーピーのricoのレビュー・感想・評価

フーピー(1930年製作の映画)
3.6
もともとジークフェルド・フォーリーズでヒットしたカンター主演の劇の映画化で、二色テクニカラーで撮影されている。撮影にはグレッグ・トーランド、音楽にはアルフレッド・ニューマンが関わっている。ジークフェルドがまだ生きているのでプロデューサーにクレジットがある。

コレオグラファーはバスビー・バークレイ(初映画?)でまだ粗いながらもバスビーらしいコレオグラフを見せてくれる。

ただ内容はインディアンの血を引く男性と白人の女性との恋愛物語がベースになっていて、ユダヤ人のカンターが途中でインディアンになったり、ミンストレルショーをしたりするので、なかなかの人種差別の坩堝のような映画になっている、、(なによりも終わり方がまたひどい)

最近ようやく「whoopee」が隠語になってる、という事実を知りました。
個人的にはカンターが歌う「making whoopee」が好きです。いい歌詞だなーとおもう。
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