たいち

14の夜のたいちのレビュー・感想・評価

14の夜(2016年製作の映画)
2.9
「14の夜」っていうタイトルがこの映画の全てだよな。確かに、主人公にとっては一生忘れられない夜になったんだろうけど、何だか物足りない。これくらいの夜なら誰にでもあるんじゃない?映画にするほどのこと?子供と大人のちょうど中間の"14歳"という年齢に価値を持たせすぎじゃない?監督、若い頃に銀杏BOYZを聴きすぎたんじゃない?もしかして峯田に憧れてるタイプ?峯田はカッコいいけど、峯田に憧れてる男はダサいよ?てか1時間30分くらいにまとめられたんじゃない?無駄なシーンが多くて飽きたし、スローモーションのくだりとかダサすぎて見てられなかったよ?

いやでもよくよく考えたら、誰にでもあるような一夜を映画にしたことに意味があるんじゃない?ていうか、そもそも俺も峯田に憧れてた時期があるんじゃない?学園祭のライブで「あの娘は綾波レイが好き」を演奏したら、観に来てた女子高生が「キモっ」って言って部屋を出ていった経験があることを忘れたの?
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