とある手紙をおじいちゃんに渡すため、数少ない手がかりをもとにコペンハーゲンへやってきた若いダメ男と、彼に手助けをする現地の女の子の淡い恋の青春物語。
うまく言葉にできないんだけど、この二人の距離感がすごく絶妙で、それが完璧なバランスで、嫉妬する感じとか、いたずらするタイミングとか、その気にさせる仕草とか、すべてがかゆいところに手がとどく感じですごく好き。
コペンハーゲンの落ち着いた街並みとか、色鮮やかなおうちとか、いつまでたっても夜が明けない感じとか、この映画の雰囲気に合っててすごく好き。
彼女が途中でスカーゲンという街にあるちょっと変わったビーチの話をするんだけど、この話が、伝え方も含め、すごく好き。
そして、最後のエンディングシーンは、ほんと完璧すぎる！！
女の子役を演じたフレドリケ・ダル・ハンセンの自然体とハスキーボイスがかなりイケてます。大人になったらどんな感じになるのか楽しみ。
この映画、日本で公開されてないんだろうなー。いろんな人に見てもらいたいです。久しぶりに、「ちょー楽しかったー！！」という感想ではなく、純粋に「あーいい映画見たなー」と思える映画に出会えました。
