ぞら

黒衣の刺客のぞらのネタバレレビュー・内容・結末

黒衣の刺客(2015年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

やはり自分はお子ちゃまなのだろう
全くもって良さがわからなかった
睡眠導入剤としてはかなり優秀
全部観切るまで3度も寝落ち(_ _).。o○

広大な背景は美しいし、衣装やセットは細かい
殺さない決断を伝える主人公と師匠が立つ断崖絶壁の奥が霞みがかるのはCGか偶然かわからなかったが、画面がカッコ良かった


ストーリーは何も進まない
大勢のキャラと思惑とアクションと魔術と愛と憎が入り混じり絶賛停滞中で、依然として予断を許さない状態が続く

主人公が暗殺者として育てられ、帰ってくるなんて面白くなりそうだが冒頭でその理由も語られる為に驚きもない
予告はかつての許婚を殺す為に帰ってくるってなってたのに、2人の絡みもほぼほぼない
どっちが互いをどれくらい思ってたかもわかりづらいので、どこにも感情移入ができない

⭐️主人公がはじめは師匠に命じられるままズバズバ人を切れてて、最終試験として元許婚の暗殺を言い渡されるも、情が邪魔をして殺せない
殺すだけでは治世は治らないと悟る⭐️
ならば多少は理解出来たろう

「技は成ったが、道成らず」的内容のセリフがカッコいいだけに、ただ最初と最後で繰り返すだけになってしまったのは残念

主人公が迷っている演出をしているんだろうけど、迷う前の動機が薄っぺらな為に良くぞ踏みとどまったと歓喜しずらい

あと主人公さん、ヌルッといるのもやめて欲しいww
もうただのストーカー

セリフの間も長い長い
もしかしてこれが世に言う無修正ものかと疑う程、観てる側に何を投げかけているかわからない間とカメラワークの連続
最初の1時間は勘繰りながら頑張って観てたが、わしじゃ考えが及びませなんだ

音楽も抑えに抑え込まれている
ほぼほぼ環境音
そして唐突に始まるアクションは盛り上がる間も無く打ち切られる
こんななら殺人拳習わずとも、こっそり毒を盛る為にはどうするかとかのアクションなしの頭脳戦でも十分いけたんでは?
だって問われてるのは「殺すか否か」なんだから、道筋はなんだっていいじゃないか
堂々と人ん家に剣と殺意持って入っても処刑されないだけの技術があるなら、それを存分に活かして欲しかった


シレッと妻夫木おったけど、パッケージに名前が3番目にきてるのは日本で販売される用のやつだからかな…
……だって気づかんかったらモブやったもん…
わからん
わからん
わしがおかしいのかも(;´д`)
ぞら

ぞら