コーヒーの出来るまで、を切り取った作品。最近はこういう手間暇かけた高品質だけど、手が出せない程高くはないみたいな消耗品増えてるよね。
「まぁまぁ」手間暇かけて働いてできた製品を、「そこそこ」の価格で提供して、「ほどほど」の量を消費することで満足が生まれる社会になって欲しいと思う。
欲に任せた大量生産大量消費ではなく、必要な分だけの消費で満足できる社会。そこには決定的に成長が足りないのかもしれないけれど、それでも「成長のし過ぎ」よりはマシだと感じる。無限に成長できるならともかく、人の一生には限りがあるし、地球の資源にも限りがある。「もっと欲しい」ではなく、そこそこの品質のものを「深く味わう」生き方が浸透していけばいいのに。
