前作『死霊のはらわた』の続編にしてリメイク版。
スプラッター映画に情熱を捧げる、サム・ライミの執着心たるやいなや。
グロ・シュール・コメディ要素は益々ヒートアップ。残念ながらエロ描写はなかった。
阿鼻叫喚の地獄絵図は序盤で使い切り、終盤で一気に畳み掛けるパターン。
相変わらずヘタレな２代目アッシュくん。
どこか見覚えのあるネックレスに黄昏るも特に深い意味はなかったようだ。
色々と不憫なリンダ、彼女への愛は何処へ･･･。
アダムス・ファミリーの“ハンド”よろしく右手と追いかけっこするシーンがとても微笑ましい。仲良くお喋りまでしちゃってまぁ可愛い。
ここに来てとうとう頭までおかしくなったか、発狂＆雄叫び。
いやアンタさっきからずっと一人で何しとんねん。
チェーンソーを装着してから状況は一変。
今までのヘタレっぷりは何だったのか、バッサバサと悪霊共を薙ぎ払う勇猛果敢は新生・アッシュ氏。
最早お約束なのか、恋人だろうと友人だろうと悪霊に取り憑かれてしまった者は敵と見なす！問答無用で斬首・斬首・斬首！血も涙もないのか･･･。
ラストは超意外。絶対に読めないと言い切れる。
