Rinko

クーパー家の晩餐会のRinkoのレビュー・感想・評価

クーパー家の晩餐会(2015年製作の映画)
4.0
季節外れだけど、最高のクリスマスの物語。
みんなに優しくなれる映画。
“大切なものは目の前にある”
たしかに…わたしも目の前にあるものから目を逸らして無い物ねだりばっかりかもしれない。
当たり前のことなのに、忘れがち。
人生はかけがえのないものなんだと、自分は大切な宝物を持ってるんだと思い出させてくれたような気がした。

両親は離婚の危機、子どもや孫たちも、失業、離婚、結婚相手がいないetc…
みんなそれぞれに悩みや不安を抱え、家族や世間への体裁に頭を悩ませながらクリスマスパーティーに参加する。

自分が一番出来損ないなんじゃないか?
親や兄弟からどう思われるのか?
誰しもが気にせず生きてはいないだろう。

“よく出来た”姉へのクリスマスプレゼントをケチって万引きした彼女を捕まえた警官が言った、
「姉に一番いいプレゼントを買え。自分が一番なりたい自分になれ」
という言葉が印象的だった。
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