レビューを書こうとして2週間悩み続けて、結局自分の感想も定まらなかった。そんな映画でした。
スターウォーズ好きの自分としては、新鮮で世界の広がりを感じさせてくれるような部分が沢山あって凄く良かった。赤い塩の惑星や豪華なカジノは今までに見たことのない世界だし、皇帝の間の赤いビジュアルとしての統一感も素晴らしい。
だけど同時に「これは流石にないだろ」と突っ込みたくなる部分がノイズとして多すぎた。古きをかえりみず、新しい世界へ進もうとする監督の精神は理解するけれど、それは２つの夕日やR2が投影するビデオのような、ファンへの思わせぶりな目配せではなくて、もっとこれからの世界へと我々を入り込みやすくさせるような、一本の「SF映画」としての盤石なストーリー展開と設定、キャラクターの軸が必要だったのではないかと個人的には思います。
フィンもポーもレイも、EP7の性格と一致してなさ過ぎた、というか、ともすればキャラが皆ただのアホに成り下がってたからね。笑
人によって評価は分かれるでしょうが、自分はもう少し時間を経てから考え直したいと思います。
