ちゃんと通して見たいと長年思いながら、数作パラパラどれをいつどういう順で見たのか分からなくなってしまっている、という状態での鑑賞ですが。
そんなふわっとした見方でも、テンポの良い展開に、お馴染みシューティングゲームのようなコクピットやチャンバラ、和洋折衷甲冑や着物風デザイン、特撮に近い魅力のある絵面など、お約束の楽しさに浸れました。
BB等ロボットの表情があるかのような愛嬌に、ポーグのフフッとなるポジションに。
異星人の外観差など、道程と葛藤もあるのだと分かりながらも、様々な外観の人型が当たり前に並ぶ様には、ある種のワクワク感もあり。
王道を王道たらしめるエンタメもいいよね、と。
フォースの使い手については、そうだったの…！？と驚きつつ、そこに何を見出すのかや、物語と人の元来割り切れぬ理や世情をどう重ねるかは（個人的にはどう足掻いてもツッコミ所にしかならない面も多いですし左程の深みを感じてはいませんが、それは悪い位置ではなく）また幅のあるものでいいのではないかと思っています。
