21.08.15
期待せずにようやく観ましたが、期待を裏切らない映画でした。
こんなもの長々と見ていたら頭が悪くなってしまう。。。
酷評された前作とは作風がまたかなり変わった印象ですが、新たな3部作の中では最もスターウォーズらしさがないです。
本作も突っ込みどころ満載ですが、理解できずにどんどん進んでいきます。
ご都合主義で進める以外に、もはやストーリーを回収できないといった感じがします。
RPGゲームの様な世界観では「スターウォーズ」と呼ぶには無理があり、ディズニー映画の枠にはまると、こうなる運命なのでしょうか。
いきなり回復呪文を使うあたりにディズニー感が出ている気がします。もはや何でもありの世界。無敵のフォース!
終盤は、もう一人の主人公であるはずのハンソロの息子の事なんて誰も気にせず終了するし、タイトルに添う形でラストシーンを迎える事に必死です。そこで最後の回収をしたいのが制作側の意向だと思います。
「最後のジェダイ」というタイトルに添うラストなら何でもいい!
尺が長く、本当に中盤以降は飽き飽きしてしまいました。つまらないから長く感じる。
これをスターウォーズではないディズニー制作のSF映画として観ても☆2つ程度です。女の子のチャンバラごっこ映画ですから。
最後に、こんなにライトセイバーバトルに緊迫感がないのも、シリーズでは初めてです!ファンとしては許せませんね。
ep4のオビワンVSベイダーの方が古い映画で超地味な戦いながらも、もっと緊迫感がありました。観ていてゾクゾクしたものです。
・ダースベイダー「お前の弟子は道を極めたぞ」
・オビワン「悪の道をな!」
のシーンです。
ep1を高校生の頃に映画館で観た感動とは程遠いスターウォーズでした。
オペラミュージックをBGMにしたダースモールとの戦闘シーンの緊迫感は、映画館のスクリーンで観た時は最高でした。ストーリーも最後まで飽きさせず完璧でした。
ルーカス指揮とウィリアムズ制作の音楽が織りなすスターウォーズは素晴らしかった!
私の中ではep1と6こそ名作ですが、今回でスターウォーズは本当の意味で終わったのだと思います。
ルーカスでなければやるべきではなかったですね!